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韓国人「医者がしきりに歩けと言う理由があったんだね」→「手術後の回復が早まる」
手術後の回復速度を測るのに、大がかりな検査よりも「1日に何歩歩いたか」の方が正確な指標になり得るという研究結果が出ました。
アメリカのオハイオ州立大学ウェクスナー医療センターのティモシー・フォリック教授チームは、入院手術を受けた成人患者1965人(平均50.4歳)を対象に、手術前後のウェアラブルデバイスデータを分析した結果を公開しました。
研究チームは、アメリカ国立衛生研究所(NIH)が構築した「オール・オブ・アス(All of Us)」データベースを活用し、患者の歩数、心拍変動(HRV)、自己申告によるウェルネス(主観的な健康状態)スコアが、入院期間、合併症、再入院とどのような関係があるかを分析しました。
研究陣は、手術をリスクに応じて低リスク、中リスク、高リスクに分けて分析しました。内視鏡手術や乳房手術などは低リスク、腹腔内手術、整形外科手術、胆嚢摘出術などは中リスク、大動脈・血管手術などは高リスクに分類されました。
分析対象患者1965人のうち、中リスク手術を受けた患者が1375人(70.0%)で最も多く、次いで低リスク手術429人(21.8%)、高リスク手術161人(8.2%)の順でした。高リスク手術を受けた患者ほど、合併症のリスクと再入院率が高くなりました。
患者の年齢、性別、手術リスクなどの影響を除外して分析した結果、手術後の1日の歩数が1000歩増えるごとに、入院期間は6%短縮されました。手術後の合併症リスクも30日基準で17%、90日基準で18%低減しました。再入院リスクも30日基準で15%、90日基準で16%減少しました。
このような傾向は、手術の種類や患者の全体的な健康状態に関わらず一貫して現れました。
一方で、ストレスと体調を示す心拍変動の変化や、患者自身が評価したウェルネススコアは、入院期間、合併症、再入院のいずれの要素とも明確な関連性を示しませんでした。
研究を主導したフォリック教授はこれについて、「体調が良くなれば自然と多く歩くようになるため、因果関係を区別するのが難しい側面がある」としながらも、「このような強い関連性は、歩数が単に体調が良いという兆候ではなく、回復そのものを促す核心的な要素である可能性を示している」と説明しました。
さらに、「患者の歩数が減少することは、理学療法が必要であるか、経過をより頻繁に観察する必要があるという早期の兆候になり得る」と付け加えました。
フォリック教授はまた、「これまで医師は患者に手術後に歩くように言ってきたが、実際に患者がどれくらい動いているかは正確に把握できていなかった」とし、「ウェアラブルデバイスを活用すれば、患者の気分を尋ねる代わりに実際の動きを継続的に確認できるため、回復状態を測る上で有用な指標となる」と述べました。
また、このデータを手術前後の目標設定にも活用できると指摘しました。彼は「手術前に8000歩、手術3日後に6000歩を目標と設定すれば、患者自身が目標達成の有無を確認できる」とし、「この指標は、医療陣にとって患者が退院可能か、家庭で追加のサポートが必要かを判断する客観的なデータとなる」と説明しました。
ただし、すべての運動計画は医療陣と相談し、個人の健康状態に合わせて調整する必要があるとも付け加えました。
この研究は「アメリカ外科学会誌(JACS)」の5月号に掲載されました。
引用元記事:https://n.news.naver.com/article/662/0000097829
