【コラム】韓国の科学技術同盟はどこなのか(1)
理解が容易でない。先週発効した米国の「インフレ抑制法」のことだ。物価の上昇を防ごうとするならお金を回収することが常識だが、4379億ドル(約584兆ウォン、約60兆円)の財政支出が主な内容になっている。エネルギー安全保障と気候変動に3690億ドル、健康保険料負担改善に640億ドル、西部地域の干ばつ被害の復旧に40億ドルを投入する。法人税増税と薬価改革、脱税防止および追徴強化、自社株買い手数料などで7370億ドルを確保し、全体では財政赤字を3000億ドル減らすという計画だ。経済専門家でなくてもお金が出ていくところは確実だが、入ってくるお金は希望事項という点がすぐに分かる。ホワイトハウスはエネルギー価格と健康保険料を抑えることで消費者物価の上昇を防ぐとし、インフレ抑制は正しいという。しかし確かなことではない。
内容をみると、米国の内心が「メード・イン・アメリカ」であることが分かる。19日のホワイトハウスの発表文をみると、クリーンエネルギー分野で米国内の製造業を復興させ、雇用を創出し、サプライチェーンを国内中心に再編するという点が繰り返し強調されている。このため「憂慮される外国」をサプライチェーンから追い出す装置を設けた。トランプ政権が対中戦略技術貿易規制といくつかの企業および財界人を特定して制裁したのと比較すると、補助金性格の電気自動車税額控除のように市場メカニズムに作用する政策手段を使用するのは洗練されているように見える。貿易規制と制裁に特別な効果がなかったという判断をしたのかもしれない。
問題は、ブラックリスト方式のピンポイント制裁とは違い、差別補助金制は別のところに流弾が向かう点だ。いや、これさえも意図したもので、被弾の範囲が広いと言うべきだろうか。来年から米国の消費者が電気自動車税額控除を受けるには、車両が米国内で生産されたものであるのはもちろん、電気自動車のバッテリーに入った核心鉱物の40%以上が米国とFTAを締結した国で抽出・製錬されたり、北米地域でリサイクルされたものでなければいけない。2029年までには主要部品までも100%北米産でなければいけない。一方、電気自動車企業とバッテリー生産企業のサプライチェーン再編を奨励するために10%の「先端製造業生産税金控除」と、バッテリー1キロワット時(kWh)容量あたり35ドルの「エネルギー貯蔵および生産税金控除」も適用される。現在の年間20万台の税額控除適用台数の限度はなくなる。複雑な話を要約すれば、電気自動車のバリューチェーンの開始であるリチウムから中流部門のバッテリー製造、最終製品の電気自動車、そして購買者まで続く一連の産業振興政策を出してサプライチェーン国内化を条件として付けたものだ。電気自動車のほか太陽光・風力・炭素捕集・クリーン水素分野でも米国内サプライチェーン構築のための税制優遇を提供する。
先に言及した、サプライチェーンから追い出そうとする「憂慮国家」は中国だ。トランプ政権の対中制裁は5Gデータ通信と半導体に集中したが、バイデン政権は米中間の技術冷戦の戦線を再生可能エネルギーと電気自動車に拡張した。先端・未来技術分野で次々と新しい戦線が引かれるだろう。例えば、人工知能分野で「説明可能な人工知能」「責任性ある人工知能」のように西欧国家が主導する倫理規範の遵守を中国に要求し、未遵守を理由に制裁を加える可能性がある。またデータ産業では個人情報保護レベルを問題にすることが考えられる。動物実験や臨床試験などでは生命倫理問題を提起するかもしれない。すでに米国を筆頭に西側国家は効力と安全性の検証が信頼できないとし、中国産コロナワクチンを無視している。自由民主主義陣営で発展させてきた価値と規範が武器として使われるだろう。米中間の技術葛藤が産業と貿易競争を越えて、理念的な葛藤を基盤にした体制競争、技術冷戦だ。
パク・サンウク/ソウル大科学学科教授
https://japanese.joins.com/JArticle/294632
https://japanese.joins.com/JArticle/294633
引用スレ: https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/news4plus/1661182656/
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米国が産業サプライチェーンと技術協力ネットワークから中国を追い出しても、中国に打撃がない場合、基礎科学分野でも交流制限措置が増えると予想される。米国はすでに中国の海外科学技術人材誘致戦略「千人計画」の防御に入った。大型の国際共同研究プロジェクトに米国と中国が協力するケースはない。今後は米中の学者個人レベルの共同研究も萎縮する可能性がある。パンデミックで半減した米国大学の中国人留学生数は以前ほどまで回復するのは難しいだろう。サプライチェーンと科学技術ネットワークで中国を孤立させるのは、中国の経済成長と国力培養を妨害するというより、米国と中国の間で綱渡りする欧州と東南アジア国家に対する中国の影響力を抑止する効果が大きい。米国の伝統的な同盟と友好国が中国に傾くのを防ぐということだ。
韓国は米中間に挟まれて困惑する国のうち最も重要な国だ。経済規模が大きく、産業経済的に米中両国と関係が深い。安全保障の側面では米国の最も強力な同盟国の一つでありながら、中国の血盟である北朝鮮と接する。何よりも米国が重視する半導体・バッテリー・電気自動車産業をすべて持つ。米国半導体産業支援法とインフレ抑制法のメッセージは明らかだ。韓国は米国側に付けということだ。これまで韓国があえて目をそらしてきた選択の時間が予想以上に早く近づき、流れ弾に当たった被害は実質的だ。インフレ抑制法のため、ヒョンデ(現代自動車)・起亜車は新しく投資した米国電気自動車工場が完工するまで輸出に打撃を受けることになる。LGエナジーソリューション、SKオン、サムスンSDIは米国輸出用電気自動車バッテリーにおいてリチウム・コバルト・ニッケルと主な素材・部品の調達先から中国を排除しなければいけない。米国主導の半導体同盟「チップ4」参加もためらわない状況だ。チップ4は単純な親睦関係でなく、半導体バリューチェーンで米国のファブレス(設計)、日本の素材、台湾と韓国のファウンドリー(製造)を構成するサプライチェーン同盟であるからだ。チップ4は日本が無謀な輸出規制を撤回する名分になる。
(省略…)
韓国に科学技術なんて無いだろ?
技術開発国からもらうだけの乞食
科学技術?韓国にそんなもんないじゃんw
(๑ᵒ ᗜ ᵒ)ばーか
組立するだけならいくらでも代替あるんで沈んでください
コロナ克服したっていってたし。
同盟ってなんだよ
技術移転を要求して
相手の市場を荒らす
というやり口以外出来ねえだろ
永遠にほざいてろ
知財もそれほど守ってねぇ
技術もねぇ、成果もねぇ
ファビョって毎日ぐーるぐる
朝起きて、仕事して
5時間ちょっとのスマートフォン
ウリはすげぇ、ギジュチュくれ
デモは一日一度くる
> チップ4は日本が無謀な輸出規制を撤回する名分になる。
台湾はホワイト国じゃ無いんだよなぁ
米国に無理やり組まされた昔の日本くらいだろ
お、この人わかってるんじゃねえか? と思って読んでいくと
>チップ4は日本が無謀な輸出規制を撤回する名分になる
けっきょく、ぜんぜんわかっていないヤツw