100年前の日露戦争時もロシアは兵士の士気は低かった。敗戦後にはロシア革命が勃発。ウクライナ侵攻と重なってみえる。
1904年10月15日、ロシアが誇るバルチック艦隊は、バルト海の港を出港した。ロシアに戦いを挑んだ東洋の小国、日本の艦隊をたたきつぶし、海上補給ルートを断ち切ってやろうという作戦。いとも簡単に思われたこの企ては、大失敗に終わる。途中の港はだいたい日本の同盟国、大英帝国の息がかかり、自軍基地もないから補給も思うにまかせない、半年以上の船旅。貴族の上級士官、ついこの前まで農奴だった水兵の間には、ストレスがたまる。05年6月には、そのストレスが高まり、黒海で戦艦ポチョムキン号上の反乱――士官は射殺――が起きている。あげくのはて、バルチック艦隊は対馬の海戦で、新型の日本艦に比べて大砲が旧式であることを露呈した。
◇「小国日本」をなめたロシア
こうして05年5月には、バルチック艦隊は壇ノ浦、いや対馬の海に沈み、その直後、日本の依頼を受けた米国のセオドア・ルーズベルト大統領は、ロシアに和平を持ち掛ける。日ロ両国は同9月、米国のボストン北郊ポーツマスで講和条約を結ぶのだ。ロシアは「小国日本」をなめた上、自身の戦術、装備、軍隊の士気、その他がちぐはぐで、世界のほとんど誰も予想しなかった敗北を喫した。
同じようなことが、今のウクライナで起きたらどうなるか。まさかと思うかもしれないが、ロシア軍、そしてその背後のロシアの経済・社会は百余年前にあった構造的な弱みを引きずっている。いろいろな情報を総合すると、次のような姿が見えてくるのだ。
2022年2月24日、合計10万人弱と推定されるロシア軍は、これまで集結していたロシア西部、そしてベラルーシから、ウクライナとの国境を破ってなだれ込んだ。「14年にロシアが武力で親ロシア勢力支配を植え付けていたウクライナ東部のドネツ、ルガンスクを、ウクライナ軍が奪還しようとして兵力を集積している。これをつぶそう」というわけだ。
◇スターリンがよく使った手
プーチン大統領は21年7月に、ウクライナはロシアと民族的・文化的には同一、そしてウクライナはまだ国家として十分機能してもいないという、上から目線の「歴史」論文を発表し、今回の武力侵略へののろしをあげていた。何々についての「学問的な」論文を発表し、それで政府全体を洗脳するのは、昔スターリンがよく使った手。
要するにプーチン大統領たちは100年前、「小国日本」へと同じく、ウクライナをなめてかかったのだ。ロシアが想定したシナリオは次のようなものだ。侵略開始早々、ロシア軍のヘリコプターがキエフ近郊の飛行場に飛来、爆撃をすると同時に、ウクライナのゼレンスキー大統領を暗殺する部隊をおろして飛び去る。北方のベラルーシからは軍団が、60キロもの車列を作ってウクライナになだれ込む。キエフの運命はあと数日。世界中もそう思った。
ところが、ウクライナは持ちこたえる。上記のロシア軍ヘリコプターは帰途、撃墜され、地上に降りた空挺部隊は、予定した援軍がいつまでたっても到着しない中、せん滅されてしまったという。ウクライナ軍は、ヘリコプターや航空機を撃墜できるスティンガー・ミサイルを多数持っている。これはたった一人で発射できて、操作も簡単。飛翔物の方向に発射すると、ミサイルが飛翔物を自分で探知・追跡してとびかかる優れものだ。同じことはハゲタカよろしく高く舞い上がると、地上の戦車を認識して襲い掛かるミサイル、ジャヴェリンについても言える。これも一人で操作できる。
◇兵士との通信が脆弱
兵士の士気。これも日露戦争の時を思わせる。ロシア陸軍の兵の多くは「契約兵」、つまり徴兵よりはまともな給与をもらってはいるのだが、しょせんはそうしたカネ狙い。上官の方は、「もうこいつにはカネを払っているのだから」ということで、昔の貴族よろしく、契約兵をアゴでこき使う。加えて兵士の中には、ウクライナに行くことを知らされていなかった者が多い。
(中略)
かくて戦術、士気、装備、百年前のバルチック艦隊と同じような問題を露呈して、ロシアは対欧州正面の貴重な兵力の多くを失ってしまうかもしれない。(続きはソース)
3/19(土) 11:05配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/5e90f0350903952115bccf9719f28b29dd47384b
元スレ: https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1647858684/-100
ウクライナに落とす可能性はある
今度は米国はんやがな
ナポレオン戦争かな
こういう危険な発言はダメだよ
勝てたんだよ
太平洋戦争での最大の失敗はこれ
無線とかも暗号使わないでそのまんまで通信しているだとか
まだ感覚が独ソ戦のママなのかね
それ以外は発想力とか、問題解決力とかが決定的に不足してて、
現場で臨機応変に戦う何てこと、出来ないって事なのではないか?
会社にもいるでしょ、そういう人
国土w
で、北方四島はいつ還ってくるん?