WARは長い間、投手と野手を分けて計算されてきたが、DH制度と大谷翔平の登場によって非対称性が明らかになった。
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DHは守備をしないことで−15~−17点の補正を受ける
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しかし投手は打撃をしなくても一切ペナルティを受けない
この論文では、時代を超えて公平なWARを計算するために「二刀流補正(Two-Way Correction)」を提案する。これは、フィールドに就く守備位置ごとの打撃補正があるのと同様に、「打撃できる投手」にも正当な補正を与えるというもの。
主なアイデア:
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+15点(600打席当たり、中央値12~18の範囲)
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min(打席数, 3.1×投球回数)に適用
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DHペナルティ(-15)を打ち消し、二刀流ボーナス(+15)を加える
この補正を適用すると:
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大谷の総WAR(2021〜2023)は約10~12上昇
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ベーブ・ルースの1918〜1919年とも比較可能になる
引用元:●
・これは面白い視点だな
・確かに今のWARって二刀流を完全には評価できてないよね
・大谷が特別だからこそ、評価方法も進化しないとね
・WARって便利だけど完璧じゃないってことか
・じゃあ昔の投手の打撃成績も再評価しないとダメじゃん
・WARいじるより新しい指標を作ればいいのでは
・でも確かにDHはペナルティあるのに投手は無いの不思議
・MLBはそろそろ二刀流用の指標を公式に作るべき
・大谷の価値が低く見られてる気はしてた
・公平にするって言うなら二刀流補正はありだと思う
・でも計算方法が難しすぎて広まらなそう
・通算記録の比較にも影響する話だな
・WARは議論のきっかけにはなるけど結論にはならない指標