たまにYouTubeを見ると「日本の近代化は明治維新が原因だ」と宣伝する人が多いが、それは正確ではない。もちろん明治維新を通じて近代化を加速させたのは事実だが、近代化というのは「今日からやります」といって突然できるものではない。
アメリカやヨーロッパも近代社会を築くのに数百年かかっている。では日本が一日で急に近代国家になったのか? そんなことはない。実は日本は16世紀頃からポルトガルやイングランド、オランダと貿易しながら西洋文明を学んでいた。
当時の日本は火縄銃を買っただけでなく、生産力や経済規模でも中国に迫るほど発展していた。国家GDP規模も世界4〜5位に入るレベルで、フランスより銀の生産量が多く、市場経済も発達していた。
日本は海洋国家であり、交易によってフィリピン、マレーシア、マカオ、インド、さらにはイギリスやロシアにも人が渡っていた。その結果、日本は古くから世界情勢や西洋の制度についてある程度の理解を持っていた。
江戸時代には出島を通じてオランダとの交流を続けており、アメリカと開国する前から欧米諸国の存在を知っていた。幕府が比較的スムーズに開国したのも、オランダを通じて世界情勢を理解していたためだ。
つまり、日本は明治維新より前から近代化の準備段階にあった。明治維新は、その近代化を阻んでいた勢力を排除するための政治改革にすぎない。これが日本の近代化の本当の背景である。もし同じ状況で朝鮮が外国から開国を迫られても、日本のように短期間で近代化するのは難しかっただろう。
引用元:●
・日本は江戸時代から勉強してたけど、朝鮮は閉じこもってたのが問題
・ゆっくりでも積み上げる努力が大事ってことだな
・自力で開国や改革するのは本当に難しいよ
・欧米と取引してたのがでかいな
・朝鮮は海より陸を重視してたのが失敗だったかも
・江戸時代にすでに市場経済が発達してたのは有名な話
・貿易で育った国はやっぱり強いな
・近代化は積み重ねってのは同意
・結局は情報量の差だったと思う
・準備してた国とそうでない国の差だな