今年に入って韓国の株価指数は下がり続けている。
米国の金利引き上げ予想やCPI(消費者物価指数)が予想を上回る高値を出しているからである。
なぜ米国の経済が韓国の株価市場に影響を及ぼすかというと、韓国の株式市場は小さいため、海外のファンド資金などが大金を動かすことでいくらでも変動するからだ。
さらに、ロシアのウクライナ侵攻による戦争リスクで、原油や農産物の価格が高騰し、世界的に株価指数が芳しくないため、韓国もその煽りを受けているといえる。
新型コロナウイルス感染症が流行し始めた2020年の3月、韓国の株価指数が急激に下がり始めた頃、韓国の個人投資家たちは「ピンチはチャンス」とばかりに「サムスン電子」など韓国の優良株を買い漁った。
「東学アリ(「アリ」とは小口の個人投資家のこと)」というネーミングまでできた。
海外ファンドが投げ売りしている韓国の優良株を韓国の個人投資家たちが買うことで国を守るという異色の国守主義的ムードも高まった。
特に、2020年はBBIG(バッテリー、バイオ、インターネット、ゲーム)株が上々だった。韓国の個人株主たちは、2020年末にはかなり資産を増やした。
それを羨んだ株の初心者たちが2021年に入ると動き出した。
こぞってサムスン電子株など優良株を買い始めたのだ。ところが、2021年はサムスン電子株が下がりっぱなしで、2020年に有力だったBBIG株はほとんどが横ばい、または下落した。
その代わり、2次電池でも部品メーカー株、NFT関連のゲーム、エンタメ関連の株が高騰した。
特に、「メタバース」は2021年の株界のキーワードであるほど、何かと「メタバース」を始めるという開示をするだけで、株が高騰した。
半面、2020年に国民的株と言われた「サムスン電子株」やプラットフォーム株である「カカオ」「Naver」株は下落し続けた。
「東学アリ」として2020年から株に興味を持ち始めた個人投資家らは韓国株から離れ、2021年には米国株に乗り換えた。
主に夢と希望が持てる「テスラ株」を買い、韓国人が最も保有している米国株の1位を占めている。2位は「アップル株」と続く。
こうした流れから2021年は韓国株に投資した人たちより、米国株に投資した人たちの方が成果が良かったようだ。
だが、今年に入って韓国も米国も株価指数は下落した。特に、2021年に高騰した「メタバース」関連の株、2次電池株などが主に急落した。
そして、ロシアがウクライナへと侵攻を開始した。
すると、韓国の個人投資家たちは株の格言「銃声が鳴ったら株を買え」通り、ロシアETF(上場投資信託)を買いに走った。
2022.3.14(月)
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/69246
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/69246?page=2
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/69246?page=3
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/69246?page=4
元スレ: https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/news4plus/1647217877/-100
>>1の続き
ロシアの株価指数が急落したのを新型コロナの時のように短期的な急落と捉え、終戦後の急騰を狙いロシアのETFに投資したわけだ。
ロシアのRTSI指数は、2月24日38.3%下落し742.91になった。翌日936.94まで回復したが、依然として23日(1204.11)よりは22.2%低い。
このようにロシアのETFに投資した韓国の個人投資家らの投資額は約750億ウォン(約75億円)と言われている。
しかし、ロシアへの経済制裁が強まり、上場廃止になるというリスクを考えずに投資した個人投資家らは、パニックに陥っている。
韓国の証券市場に唯一上場されているロシアのETFが、3月7日から無期限で取引が禁じられる。
すでに4日ぐらいからパニックセルが始まっており、今回「銃声が鳴ったら株を買え」は当たらなかったことになる。
このように韓国の個人投資家らが投資先を巡って焦っているのは、ここ3年で不動産価格が高騰しているからでもある。
これまでに何度も書いてきたが、現政権の不動産政策の失策によって、不動産、特にソウルのアパート価格は3年で3倍になったところもざらにある。
不動産価格が上がるということは資産が増えるから良い面もあるが、現政権は不動産価格の高騰を抑えるために、銀行の貸出を規制したり、金利を引き上げることで、不動産を買うことが難しくなっている。
さらに、売ろうとしても譲渡税を引き上げ、不動産価格が上がった差分があったとしてもほとんど税金に取られてしまう。
3月9日、韓国では大統領選挙が行われた。
選出されたのは、文在寅政権とは異なる保守系の「国民の力党」の尹錫悦(ユン・ソクヨル、元検察庁長)氏が選ばれた。
すると早速韓国の株価指数は多少だが上がった。
特に、これまで下落し続けたプラットフォーム株、原発株、NFT株、リオープニング株が上がった。
これらは、すべて新しい大統領が掲げている公約、または彼が関心を持っていると言われる分野である。
プラットフォーム株が下落したのは、現政権が「プラットフォーム関連の会社があまりにも独占的な商売をしているので、規制する」というメッセージを出したためだった。
原発関連は「原発廃止、環境にやさしい発電所を推進」ということで下落した。
つまり、政権が政治的なメッセージを発信するとそれに応えるかのように株価は動く。
韓国では不動産に興味を持っている人たちは、文在寅政権に少し批判的な言動をする人たちが多い。
しかし、株に興味を持っている人たちは政治に関してあまり多くを語らない。特に、韓国の現政権に関しては一切口を閉ざす傾向にある。
なぜなら、「お金は感情を持たない」というスタンスからだ。
しかし、株価の変動を見れば、韓国のこれからの経済的傾向、さらには政治的な傾向もうかがえる。
>>おわり。
>>2
このようにロシアのETFに投資した韓国の個人投資家らの投資額は約750億ウォン(約75億円)と言われている。
しかし、ロシアへの経済制裁が強まり、上場廃止になるというリスクを考えずに投資した個人投資家らは、パニックに陥っている。
少額でパニックにって(  ̄▽ ̄)こんな人は、借金してまで投資したら駄目だよ!!
BTSを思い出した。
あれは笑った
>>1
韓国凄い このまま突き進め 未来は明るい
なんでそのタイミングでロシアETFとか選ぶんだよ…
どんな判断だw
泳げないカマキリが水に飛び込みたくなるのといっしょ
鉄火場好きなんやろ
悪くはないんだがな今の主流はAIによる高速売買だ
そしてAIは個人投資家の真逆を思考する
韓国の個人投資家が買いを選んだのならAIは売りを指示する、結果はまあわかるよね
>海外ファンドが投げ売りしている韓国の優良株
価値がないから投げ売りされてるんだろ?
>原発関連は「原発廃止、環境にやさしい発電所を推進」ということで下落した。
今は、一番環境にやさしいのは原発じゃね?
こいつら馬鹿じゃねえの
有事のドル買いって言葉知らないのかなw
韓国の株はドルじゃないだろw
だから普通は株売ってドル買うから株価下がるだろって話なんだけどね
ああ、韓国人はそのことを知らないって意味ですかw
>>33
あるいはドルの代わりに貴金属おかレアメタルを買うよな
タングステンとか人気出たりしてるね
>>37
わかりにくかったかゴメン
>>38
「銃声が鳴ったら株を買え」って格言は確かにあるけどそれは戦争による一時的な暴落なんだからその間に買っとけって意味で短期的には間違いなく下がるんだよね
だから塩漬けできないなら買うべきじゃないし安全が欲しいならやっぱりドルやそういうのなんだよね
全くアホな連中だなwww
ゴールド買っとけ
ロシアはもう経済的には終わるでしょ
ロシアETF買うとか売買のシステムがいつまで成り立つのかすらわからないじゃん
>銃声が鳴ったら株を買え
普通は有事の時は株じゃなく現物(ゴールドとか)でしょ
そんな韓国にそんな格言あるって
一攫千金狙ってるギャンブラーやな
養分にするためのデマなのかもな
簡単に引っ掛かりすぎだろ?
韓国企業の株を買わせるために今作ったのかもしれないよ
韓国人の記憶だと壁画にも書かれていることになるからな
素人がつかむようなもん
>>83
まぁでも最近は落ちてるナイフを上手に掴めが浸透してきてるけどね
AIに勝つにはリスクもしそこそこ取らないと
落ち切って上がり出してから買えば100%勝てるのに
戦争勃発で釣られて下がった他の国の株を買うなら兎も角、制裁当事国になる国のETFを買うとか意味不明過ぎる