【可哀想】済州島の友だちのために「テ～ハンミングク！」を叫ぶ日本の小学生たち

「「「テ～ハンミングク！（大～韓民国！）」」」

22日、日本茨城県の鹿島スタジアム。韓国とニュージーランドの東京五輪サッカー男子のグループリーグ初戦が行われたこの場所に、聞き慣れた大韓民国応援のスローガンが響き渡った。在日僑胞や韓国遠征のファンの応援ではなかった。グラウンドに訪れた日本の小学生が叫ぶ声だった。

東京五輪は原則的に無観客で行われる。日本政府が防疫のため、12日から東京都一円に8月22日まで4度目の緊急事態を発令して、オリンピック全体競技の96%が無観客で行われることになった。野球とソフトボールが行われる福島と、サッカーとマラソンが予定された札幌地域も無観客が原則である。 その政策に該当しない地域が、この日に試合が行われた茨城県と宮城県、静岡県などの3か所である。

韓国とニュージーランドが対戦したこの日、1,000人余りの鹿島地域の小学生がスタジアムを訪れた。 白い上着に青いズボン、赤い帽子と白い帽子を被った子どもたちは1座席間隔を空け、座って応援を繰り広げた。試合が盛り上がる中で前半35分頃、小学生がいる観客席から手を叩きながら「テ～ハンミングク（大韓民国）」を叫ぶ掛け声が出た。後半にも応援は断続的に続いた。一部の子どもたちは太極旗が描かれたうちわを力いっぱい振った。

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この試合の開始前とハーフタイムには「世界を応援してみよう」というテーマで韓国とニュージーランドの応援方法を教える映像が電光掲示板で流れた。子どもたちは「ゴーゴー（Go Go）、ニュージーランド！　ゴーゴー！　キーウィーズ（キーウィはニュージーランド象徴する鳥）」という応援も覚えたが、ニュージーランドよりも韓国を主に応援した。鹿嶋市は2002年韓日共催ワールドカップ・サッカーをきっかけに、済州特別自治道西帰浦市と姉妹提携を結んでいる。

　日本の公共放送局NHKは21日、韓国を応援する鹿嶋市豊郷小学校の児童たちの様子を映像で伝えた。児童たちは韓国対ニュージーランド戦を前に、太極マークが入った応援道具を作る時間を設けた。西帰浦市の子どもたちもこの映像で、「私たちも日本を応援しています。韓国を応援するために一生懸命準備してくれてありがとうございます。私たちの分まで頑張って応援してください」というメッセージを伝えた。

　茨城県は、カシマスタジアムで行われる3試合に限って地元の小中高校に通う児童・生徒約4000人の観戦を許可すると発表した。25日に同スタジアムで行われる韓国対ルーマニア戦でも日本の児童・生徒たちの応援が行われる予定だ。

ソース：朝鮮日報（韓国語）
https://www.chosun.com/sports/tokyo-2020/2021/07/23/KALLFRLMCNBW3AVXIQCWO7BEH4/?