アメリカに勝つために日本軍が導き出した作戦は、人命と引き換えに敵艦を撃沈せしめる「特別攻撃」。すなわち自爆作戦しかなかった。
無防備ともいえる作戦が立てられるまで、いったいどのような経緯があったのか。
(中略)
合理的作戦」の破綻のあと
レイテ沖海戦で敗北した日本海軍は、残存艦艇の修理、整備に入った。しかし、再び水上艦艇による決戦が行われるとは考えられない状況であった。
大きな修理を必要とする艦艇は最小限の修理のみを施して、残るすべての力は特攻兵器の生産に充てられることになった。
やや話はさかのぼるが、マリアナの攻防で艦隊を失った海軍は、ことの重大さに苦悩していた。
もはや日米の戦力の差は決定的なものであり、通常の攻撃では、日本側に勝ち目はなくなっていたのである。
米軍のレーダーは安定した性能で日本機の接近を探知し、十分な余裕を持って邀撃戦闘機を差し向けている。
また、幸運にも邀撃戦闘機群の網を逃れ、米艦隊に突入できた飛行機も、小型レーダーを内蔵し、
飛行機に接近しただけで炸裂するVT信管を装備した高角砲弾の弾幕に包まれて撃墜されてしまう。
当時、日本海軍では、この米艦隊の対空砲火の命中率が異常に高いことに気づかず、単に対空機銃と高角砲が多い、
つまり物量の差があるといった程度の認識しかなかった。
■何もない日本海軍に残された道
この、米軍イコール物量という図式は、日本の軍人の頭の中に深く染み込んだ観念で、
これはワシントン条約で日本の海軍が対米6割に抑えられた時からの長い歴史を持った観念であった。
これらの物量に対抗するには、米艦隊を上回る戦力を集中して対抗すべきであったが、日本海軍にはすでにその力はなく、
力を蓄積するだけの資源も、時間もなかったのである。
では、何もない日本海軍に残された道は何であったか。それは天佑神助を当てにすることと、大和魂を持ち出すことだけだったのである。
合理的な作戦がすべて破綻したとき、残っていた作戦が非合理であったことは、あるいは自然なことだったのかもしれない。
(中略)
源田参謀は、ミッドウェー作戦の失敗を、「敵空母に向かう攻撃隊に護衛戦闘機をつけようとして戦機を失い、先制攻撃を受けて敗北した」と分析し、
搭乗員の生命を案じたのが悪かった、と結論した人物である。
■体当たり攻撃実行のための抜け道
つまり、以後の作戦は、搭乗員の生命は作戦の遂行のためにはあえて考慮しない、というのが方針であり、
この2人が軍令部で顔を合わせたときに、体当たり攻撃の計画が持ち出されたであろうことは、いわば自然なことでさえあった。
だが、いくら黒島参謀と源田参謀でも、このような兵器、作戦を公式に持ち出すことはできない。
言葉としては「命をくれ、死んでくれ」とは言えても、本当に死ぬしかない任務を命ずることはできないのである。
ただ、これにも抜け道はある。体当たりする兵士自身が志願すれば、これを認めることはできないことではない。
いや、これこそ大和魂の発露として求められるものであったのかもしれない。
(中略
■「いずれ死ぬ身なのだから」
(中略)
岩本は「死んでは戦争は負けだ。我々戦闘機乗りは、どこまでも戦い抜き、敵を1機でも多く叩き落としてゆくのが任務じゃないか。1回の命中で死んでたまるか。俺は否だ」
とはっきり口にしていた。しかし、このように思ったままを口に出せるのは、自他共に許すベテランのみで、
多くの搭乗員は「いずれ死ぬ身なのだから」といった考えから志願したのであった。
こうして「回天」「桜花」などの特攻兵器が生産され始め、特攻要員の訓練が組織的に行われていった
元スレ
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1628596930/-100
いくら何でも大人し過ぎな国民だわ
特攻に志願する者は前に出ろ
と、言われて出ないとボコボコになるまで先輩達に殴られる
血塗れになって倒れていると叩き起こされて、また、特攻に志願する者は前に出ろと言われ、先輩たちに突き飛ばされて前に出ると、上官に褒められる
特攻の前日は日本刀を持って暴れていたとさ
日本製発動機は生産工学の遅れで欧米製と品質の差が明らか
さらにガソリンもオクタン価が低くて発動機の額面性能が出ない
対する米軍はボフォース40mm機関砲に射撃管制システムを装備したフレッチャー級
日本が持てる旧世代機と急増パイロットを「有効」に使うのはカミカゼアタックしかなかった
半導体はベル研究所で開発途上でまだ世に存在しなかった
人間が半導体の役をやるしかなかったと
非人道的ではあるが、当時の日本の戦力から考えると「合理的」ではあった
何年も掛けて育成したパイロットが一瞬でいなくなるのに
合理的のわけないだろw
スターリンですら犬を使ったと言うのに我が大日本帝国は人間
精度が段違いだよな
犬を使おうとして失敗して、粛清されたがな。
けど自分が犠牲になって家族や知り合いが助かるならって思いが強かったのかもな
格好の爆撃目標の軍需工場で働いていたのは女性だったりする・・・
「何かすごいぞ日本」ってのに貢献してるのでは。
まして厳格な軍隊なら当然のこと
怠け者の意思がどうだというんだ?
本当だよなwww
非国民な子供は両親にチクられて特高で再教育
他所の人間にチクられたら堪らない
そいつらの言い分がなんだというのか
非国民は粛正されて然るべき
そういう事だな
8月16日・・・武装解除
8月18日・・・ソ連が北海道侵略を開始。日本陸軍は残留民間人(女性)をまっさきに帰国させ、侵略してきたソ連と時間稼ぎの戦闘開始
8月20日・・・ソ連軍先遣隊を壊滅させることに成功
8月21日・・・日本陸軍は降伏
降伏という選択肢もあった占守島の戦い
北海道を守るために戦い、そして散った日本軍の英霊すらも無駄死に扱いする赤旗パヨクを許すな
何で下らん面子に拘って戦争を続けていたんだか
愚かだな為政者共
まともならサイパンでやめてる。ドイツもイタリアも風前の灯だったし
洗脳みたいなもんだから可哀想に尽きる
字上手すぎ
むしろ羨ましい
今の時代他人の為に国の為に命を捧げる事はできないから