【韓国KBS】日王は「深い反省」、菅は『加害責任・反省』を無視

だがしかし、スガやアベなど前・現職総理と閣僚は、日帝が犯した侵略戦争に対する反省と責任を再び無視しました。

東京からパク・ウォンギ特派員の報道です。
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＜レポート＞
日本政府が太平洋戦争当時に死亡した自国民を追悼するため、毎年8月15日に行っている戦没者追悼式。

2019年に即位したナルヒト日王は、3年連続で『深い反省』に言及しました。

父親のアキヒト日王が使ってきた表現を、今年も継承しました。

＜ナルヒト（日王）＞
「過去を顧み、深い反省の上に立って、再び戦争の惨禍が繰り返されぬことを切に願い（字幕訳=過去を振り返って深い反省の上、二度と戦争の惨禍が繰り返されないことを心から祈願します）」

一方、総理として初めて参加したスガ総理は、過去の侵略戦争に対する反省と加害責任について一言も取り上げませんでした。

代わりに、昨年に当時の安倍総理「安保は自力で守るべきだ」という趣旨で唱えた『積極的平和主義』を今年も行事で強調しました。

＜スガ（総理）＞
「我が国は積極的平和主義の旗の下、国際社会と力を合わせながら、世界が直面する様々な課題の解決に全力で取り組んでまいります（字幕訳=我が国（日本）は “積極的平和主義” の旗の下、国際社会と力を合わせ、世界が直面する様々な課題の解決に全力を尽くす）」

スガ総理は自民党総裁の名義で、太平洋戦争のＡ級戦犯が合祀された靖国神社に供物も送りました。

アベ元総理は直に靖国神社を参拝しましたが、昨年9月の総理退任以降、確認されているものだけで今回が4回目です。

コイヂュミ環境相とアベ元総理の弟であるキシ・ノブオ防衛相など、今年の敗戦日を契機に現職閣僚5人の靖国神社参拝も相次ぎました。

右翼の政治家だけでなく、靖国神社には悪天候の中でもかなりの一般参拝客らが押し寄せました。

反省の声は減り、過去の侵略戦争の郷愁だけが濃くなるのではないにか、懸念がたかまります。

東京（たぶん渋谷区 神南）からKBSニュース、パク・ウォンギでした。

ソース：KBS（韓国語）
https://news.kbs.co.kr/news/view.do?ncd=5256865&