【総裁選】岸田文雄氏が勝利するとの見方強まる

　総裁選の投開票は、こちらのホテルで午後１時から始まります。朝から党の職員らが会場の設営準備を進めていますが、正午からは決起集会を開く陣営もあり、議員も続々と集まり始め、緊張感に包まれ始めました。

　決戦の朝を迎えた４人の候補は、それぞれ決意を語っています。

河野太郎行革相
　「（Ｑ．よく眠れましたか）爆睡しました」

　けさは特に験担ぎはしなかったという河野大臣。国会議員票では岸田氏のリードが伝えられるなか、河野氏が頼りにするのが世論の支持です。決戦を前に「国民」という言葉を何度も口にしました。

河野太郎行革相
　「やるべきことをしっかりやりましたので、あとは国民の皆様の審判を待つだけです。国民の皆様の広いご支援をいただけたのではないかと思っておりますので、国民の皆様のご支援を背にして、しっかり勝ち抜いていきたい」

岸田文雄前政調会長
　「今、直前まで電話かけなど努力を続けてきました」

　また、岸田前政調会長はつい先ほど、記者団の取材に応じました。きのう、髪も切ったということで、陣営の幹部は「やることはやった」と語っています。

岸田文雄前政調会長
　「今、こうして宿舎を出る時にいたって、やることはやりつくしたという思いがしている。あとは天命を待つだけだと思っています。勝利を確信しております」

高市氏の決起集会
　「必ず勝つぞー！勝つぞー！勝つぞー！」

　高市前総務大臣は、母親の形見のネックレスを身につけ、決戦に臨みます。

高市早苗前総務相
　「（Ｑ．今回勝算はあるんでしょうか）あります。お訴えしました政策は今すぐ着手しなければならない政策ばかりでございますので、何とか勝ちに行ってまいります」

　決選投票を見据え、岸田陣営との連携も取りざたされていますが・・・

高市早苗前総務相
　「一切そのようなことに私は関わっておりません」

野田氏の決起集会
　「エイエイオー！エイエイオー！」

　高市氏とともに女性初の総理大臣を目指す野田幹事長代行。告示日の演説会でも、身に着けた勝負服のスーツで決起集会に姿を現しました。ギリギリで出馬にこぎつけた総裁選をこう振り返りました。

野田聖子幹事長代行
　「これから生きていく子供たちや、今苦しんでいる人たちに手が届いて、生きる喜びを見出していただきたいなという思い一心で頑張ることができた」

https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4370579.html